コロナ禍でオーガニック商品に勝機!?香港展示会レポート
毎年恒例の美と健康をテーマにしたビューティー&ウェルネスエキスポ(Beauty & Wellness Expo)、今年は8月12日~16日にかけて香港會議展覽中心(HKCEC)で開催されました。
公式サイトはこちらになります:https://is.gd/Ulkldf
2020年度はコロナ禍で開催が延期され、今年も同時入場人数制限がかかっていた為、会場は往年のようにぎっしりはしていませんでしたが、同会場にはFood Expo、Home Delights Expo、Hong Kong International Tea Fair、Hong Kong Internationgal Wine &Spirits Fairの5つ展示会同時開催しており、5日間で37万人の来場者数を記録しました。
若い女性向けのBeauty & Wellness Expoでは、コスメ・スキンケア、シャンプー・コンディショナー、健康食品、マニキュア、オーラルケア、フィットネス器具、香水など、「美」に関する商品が幅広く展示・販売されています。
会場内の様子はこちらになります:
「オーガニック」と「天然由来」の商品が多数
様々なブースがある中、「オーガニック」と「天然由来」を強調した商品が一番多く見られました。
スキンケアをはじめ、化粧品、シャンプー、ボディウォッシュ、オーストラリア製品や北欧製品、世界中からオーガニック商品などが販売されています。
ポテンシャルを感じさせるオーガニック商品
小売業がコロナ禍の影響で厳しい状況になっている中、香港ではオーガニック商品、特にスキンケアへの需要が増えています。
hketの報道(https://is.gd/o9Ymen)によると、コロナ禍にも関わらず、オーガニックスキンケアブランドの売上増加、新店舗出店が加速しているようです。
その理由は以下の2つと考えられています。
・コロナ禍で店舗の賃料が下がり、短期契約が可能になった
・マスク着用による肌荒れ、ニキビ、皮膚炎などに悩む人が急増している
お肌に優しい、天然素材でできたオーガニックのスキンケア、このコロナ禍を機に消費者の注目が集められ、今後に期待が集まります。
MAYプランニングでは、香港の美容・化粧品販売の進出に関わるサポート・展示会での同行通訳サービスも提供しております。HKTVモール等の主要ECサイトはもちろん、薬局、小売店での販売も可能です。ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
]]>