オンライン授業で新学期、防疫措置延長など

香港の新型コロナウイルス感染者は3日以降、2桁に減少し、9日時点で7日連続で2桁を維持していますが、感染状況がまだ深刻となっているため、香港政府は学校の新学期についての最新措置や防疫措置の延長などを発表しました。

(8月17日記) 香港政府は13日に、公務員の在宅勤務期間を23日まで延長することを発表しました。
(8月17日記) 香港政府は17日に、午後6時以降の店内飲食禁止、マスク着用義務付、公共の場での集合制限、施設の営業停止を25日まで延長することを発表しました。

新学期はオンラインで開始

● 教育局は、すべての学校(幼稚園、小学校、中学・高校、インターナショナルスクール、塾などを含む)の新学期は予定通りに開始できるが(開始日は学校により異なり、8月17日~9月が予定されている)、ウイルス流行が深刻であるため、対面での授業や課外活動は行わなず、オンライン授業を含む在宅学習のみ可能とすることを発表しました。

● 在宅学習ができない生徒については学校での学習も可能だが、窓は常に開けておくことが求められます。また、収入が低い家庭には、在宅学習のためのタブレット購入補助金が支給されます。

防疫措置を25日まで延長 (8月17日更新)

● レストランでの店内飲食は午後6時から翌午前4時59分まで禁止。フードコートの飲食エリアも閉鎖。1テーブルは2名まで、最大収容人数は通常座席数の50%まで、最小1.5mの距離規制や隔壁の使用、アルコール類提供場所の閉鎖等の諸規制も継続する(引き続き持ち帰り、デリバリーは可能)

● 公共の場での集合制限(2名まで可)

● 屋内外の公共の場所及び公共交通手段利用時マスク着用義務付け(喫煙のためにマスクを外すことも禁止、ハイキングやランニング中でもマスクは必須)

● ゲームセンター、サウナ、スポーツジム、アミューズメント施設(ビリヤード場、ボウリング場、アイススケートリンクなど)、公共の娯楽施設(映画館、劇場など)、パーティールーム、バー、パブ、ナイトクラブ、カラオケ、雀荘、エステ、マッサージ、スポーツ施設とプールは引き続き営業停止

公務員の在宅勤務期間を23日まで延長 (8月13日更新)

● 緊急または必要な公共サービスの提供に対応する部門を除き、公務員は引き続き在宅勤務となる

● 香港政府はあらためて、民間機関の雇用主はできるだけ従業員に在宅勤務させ、コミュニティーでの人の往来や社交接触を減らすよう強く呼びかけた

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