1万香港ドルの給付申請は6/21から
香港政府の6,272億香港ドルの2020/21年度(2020年4月~2021年3月)の財政予算案は、5月14日に立法会で可決されて、18歳以上の香港永久居民に1万香港ドルを支給する草案も通過しました。約700万人の香港市民の経済的負担を緩和し、消費を刺激する狙いがあります。
(6月10日記) 陳茂波(ポール・チャン)財政長官が6月8日に行った記者会見で現金給付計画の詳細を発表しましたので、情報を追記、更新しました。
給付対象者
● 18歳以上*の香港在住の香港永久居民(香港に住む香港永久居民の日本人は含まれる)
● 18歳以上*の海外に住む香港人(香港IDカードに「3つ星(***)」がついている人、基本的に香港パスポート保有者)
*2021年3月31日までに18歳になる人
給付額
対象者1人につき1万香港ドル
申請受付時期
2020年6月21日~2021年12月31日
申請方法、給付開始時期
インターネットバンキングやアプリ、銀行サイトからオンライン申請
● 6月21日以降、香港の電話番号、給付金の受取口座番号、IDカード番号の必要事項を提出し申請する
● 6月21日~30日までの申請分は、7月8日から指定口座に振込予定;7月1日以降の申請分は、申請から1週間後に指定口座に振込予定
香港郵政のサイトからオンライン申請
● 6月21日午前9時以降、香港郵政のサイトで名前、IDカード番号、香港の電話番号、住所、小切手を受け取る郵便局の番号の必要事項を提出し申請する
生れた年 | 申請提出時期 | 小切手受取の通知予定日 |
---|---|---|
1955年以前 | 6月21日以降 | 7月20日以降 |
1956年~1970年 | 8月3日以降 | |
1971年~2002年 | 8月17日以降 | |
/ | 8月1日以降 | 申請から2週間後 |
書面による申請
● 6月15日以降、特設サイトや指定された21の銀行サイトからダウンロードするほか、銀行支店、民政事務総署の各区の窓口、社会福利署のサービスカウンター、公営住宅にある連絡事務所で配布される申請用紙を入手し、名前、IDカード番号、香港の電話番号、受取口座の金融機関名、口座番号の必要事項を記入して、銀行の専用ボックスに提出するか、または郵政総局に郵送する
● 6月15日以降、特設サイトや香港郵政のサイトからダウンロードするほか、郵便局で配布される申請用紙を入手し、名前、IDカード番号、香港の電話番号、住所、小切手を受け取る郵便局の番号の必要事項を記入して、郵便局の専用ボックスに提出するか、または郵政総局に郵送する
生れた年 | 申請提出時期 | 給付開始時期/小切手受取の通知予定日 |
---|---|---|
1955年以前 | 6月21日以降 | 7月20日以降 |
1956年~1970年 | 7月5日以降 | 8月3日以降 |
1971年~2002年 | 7月19日以降 | 8月17日以降 |
/ | 8月1日以降 | 申請から2週間後 |
給付方法
● 銀行振込
● 銀行口座を持っていない人は、香港郵政が発行する小切手を受け取ることができる
政府は1万香港ドルの給付金を受け取るために登録した市民の銀行口座などの個人情報を保管するので、今後同様の計画を立ち上げた場合、市民は再登録する必要はないということになります。
「現金給付計画」特設サイト:https://www.cashpayout.gov.hk/
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